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3月5日Ripple(リップル)の価格が上がった理由と2月に提携した世界的大手銀行とは

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2018年3月5日、リップルが前日比で20%近い価格上昇がありました。1月4日は12月末から価格が高騰し300円越えをして、時価総額ランキングもイーサリアムを抜かして第2位になりました。現在は第3位を維持しています。リップル社と大手銀行の提携や、利用事例がメディアでも報告され、リップルが表に出たことで価格にも影響したと思われます。価格上昇の理由と提携した銀行やリップルネットワークのソリューションについて解説します。

Coinbaseにリップル上場の噂が再浮上

参考サイト(https://oracletimes.com/is-this-magic-monday-for-ripple-xrp-coinbase-cnbc/

コインベースがリップルを上場する予定があるかもしれないと2017年12月に噂になりましたが、コインベース社員によるインサイダー取引の疑惑が浮上し、コインベースは新規の仮想通貨の上場の際は、厳格なセキュリティを保っていること、また近日中に新規仮想通貨の上場は予定していないと1月に発表しました。

これにより噂の時は期待もありリップルの価格が上がりましたが、コインベースが正式に発表したことで価格も下がりました。しかし3月に入り、コインベースのスタッフが500人増員されました。

また3/6にアメリカのニュース専門放送局の番組「Fast Money」でリップル社のCEOとコインベースのCOOであるAsiff Hirji氏が共演したそうです。上場するかは分かりませんが、ユーザーの期待が価格にも反映された可能性はあります。

ケンブリッジ社がリップル社のxRapidを試験導入

ケンブリッジ・グローバル・ペイメント社がリップルの仮想通貨XRPを使用したサービス「xRapid」で、国際決済パイロットプログラムを試験的に開始したと、3月1日リップル社の公式ホームページに発表されました。

ケンブリッジ社は現在、世界で13,000人以上の顧客を抱え、毎年200億ドルの国際決済を処理している大手金融企業です。また北米、中南米、ヨーロッパ、オーストラリアなどの独自の決済ネットワークを通じて大小様々な企業の燃料、通行料、宿泊費、一般勘定に対しも安全な決済ツールを提供しています。

これらのフローにXRPを導入することで、世界中のユーザーに対してより早く安い手数料で、また透明性の高い優れた国際送金を提供することを目的としています。

リップル社の事業開発担当ディレクターはケンブリッジ社のような大手企業と協力して、XRPを使った国際送金に対して革新的な可能性と、スピードと透明性を向上させることを楽しみにしているようです。

3月1日に発表されたことで、5日のリップルの価格アップにも繋がった可能性があります。

リヒテンシュタイン公国でXRP取引開始

参考サイト(https://ripplenews.tech/2018/03/02/bank-frick-first-bank-offer-xrp-trading-liechtenstein/

3月2日にリヒテンシュタイン公国の金融機関「Bank Frick社」がリップル(XRP)を含む5つの仮想通貨の取り扱いを開始しました。一般的には仮想通貨の購入は仮想通貨取引所になりますが、ここでは銀行による規制のもとで購入できるようになっているようです。

Bank Frick社の最高顧客責任者Hubert Büchel氏によると、同銀行が提供しているサービスは欧州全域から多くの需要があり、コールドウォレットの採用によって仮想通貨とブロックチェーンに関連した商品の提供は、多くの顧客が同銀行を信用して利用することが可能だと語っています。

そういった大手企業との提携やリップルの取引を開始した国があったりしたことで、3月5日の価格上昇にも影響したと思われます。何よりリップルは多くの銀行や金融企業と提携を結んできました。そこでリップルが提供しているサービスについてご説明します。

リップル社が開発したソリューション技術とは?

リップル社が開発したInterledger Protocol (ILP)を統合したリップルソリューションは世界中の銀行や金融企業が注目しています。その理由は、簡単に言うと国際送金のコストが大幅に削減されるからです。

国際送金には仲介する銀行や手続き、それに伴い高い手数料がかかります。UAEエクスチェンジにもありましたが出稼ぎの人たちにとって手数料はストレスになります。さらにマイナーな国同士となると、中間に挟む銀行も多くなります。人件費もかかりコストがかかります。

それを「Ripple Net」はILPベースのグローバルな即時グロス決済ネットワークを使い、リップルネットに参加する金融機関を結ぶことで、コストを削減しつつスピーディーに国際送金を完了させることが可能です。

これが世界で唯一の国際送金用途の法人向けに作られた、ブロックチェーンソリューションです。

リップルのブッロクチェーンソリューションの3種類

リップルネット(Ripple Net)はリップル社が運営するブロックチェーンを基盤とした法人向けの国際送金ネットワークです。そのリップルネットを使用するにあたり、3種類のプロダクト(ブロックチェーンソリューション)があります。

xCurrent(主に銀行向け)

ネットワーク内の銀行や送金業社が xCurrentによって接続されることで、即時国際送金を可能にします。またリップルネット上での送金メッセージやエンドツーエンドのトラッキングも可能にします。送金コストが30%削減できます。

xRapid(主に送金業社向け)

国際送金における流動性コストを削減し、オンデマンドな流動性を提供する送金業社向けのプロダクトです。リップルネットに繋がった送金業社が送金をする際にXRPが使用されます。送金する法定通貨を一度、XRPに変換され、XRPが送金され、それを受け取り側が法定通貨に変換する仕組みです。送金コストが60%削減できます。

まだ試験導入のところが多く、実際に使われていくのはこれからと言えます。また仮想通貨を扱うので、銀行は採用しないケースが多いです。

xVia(主に一般企業向け)

リップルネットを利用している銀行や送金業社を通じて、国際送金をしたい法人や支払いプロバイダ向けのためのシンプルなAPIです。これには請求書などの送金情報を送信することが可能です。

UAEエクスチェンジとリップルが提携

2月10日、ツイッターでUAEエクスチェンジが国際間即時決済をリップルと提携したと発表しました。またアラブ首長国連邦の取引所は、リップルのブロックチェーン技術を採用して、リアルタイムの国際送金を実現しました。

国際間即時決済を提供するサービスを、中東で最初のブロックチェーンを使用し及び、透明性のある決済ソリューションを提供することは国際送金ビジネスとなるため、リップルと提携しました」ツイッターより引用

UAEエクスチェンジとは?

世界的にも有名なUAEエクスチェンジは35年間、中東やインドを中心に31ヶ国800拠点で両替・国際送金サービスを提供する巨大金融企業です。1日当たりの平均顧客数はなんと40万人を突破しています。

出稼ぎ労働者が世界で3番目に多いアラブ湾岸地域では国際送金が当たり前に行われ、その為にブロックチェーン技術を使用した国際送金の発展は、UAEエクスチェンジを利用するユーザーにとって必要な躍進と言えるでしょう。

ちなみにUAEエクスチェンジはあくまでRippleNetを使い仲介する銀行間の手間や手数料などのコスト削減を目指しており、今回はXRPは使われないそうです。それでもUAEエクスチェンジのマグハット氏はリップルのブロックチェーン技術を高く評価しているそうです。

まとめ

どれもまだ試験的な導入がほとんどですが、xCurrentとxRapidは試験が無事に終了すれば、本格的な導入が始まります。XRPの採用も2018年以降増えてきたので、これから価格にどう影響するのか注目です。

この記事の著者
一芯二葉
主に仮想通貨関係の記事を執筆しているwebライター、その他に美容系、ライフスタイルなど執筆しています。
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