HOME 新着ニュース ヘルスケア×ブロックチェーン市場は2025年までに16億ドルに

ヘルスケア×ブロックチェーン市場は2025年までに16億ドルに

このエントリーをはてなブックマークに追加

米国デラウェア州に拠点を置くコンサルティング企業Global Market Insights(グローバル・マーケット・インサイツ)はブロックチェーン技術を活用したヘルスケア分野の市場規模は2025年までに16億ドル(日本円で約1700億円)に達すると予測するレポートを公開した。

コスト削減、プライバシー保護、金融取引のメリット

同社が発表した調査研究によると、運用コストの削減、精密医療および患者ケアのためのプライバシー保護のメリットから、今後数年で医療におけるブロックチェーン技術採用が強まると予想している。ブロックチェーンに記録されたデータは様々なアプリケーションプログラムでも有効になることも、医療でのブロックチェーン活用の強みとなる。

また、ブロックチェーンを利用することで分散型のデータ管理によって、アクセス権をもったプレイヤーのみがデータにアクセスできる。ブロックチェーンは金融取引機能を持たせることもできるため、プレイヤーにアクセス権を販売したら自動で即時にデータベースへアクセスすることもできる。

コスト削減、プライバシー保護、金融取引といったブロックチェーンの性質が、医療分野に貢献することが期待され、急成長する予測となった。

CAGRは65%を予測

2025年までの間、医療費支払者セグメントのCAGR(年平均成長率)は65.7%にのぼることが予測される。この高いCAGRの原因は救急医療患者の臨床試験成績を改善するためにヘルスケアネットワーク全体でブロックチェーンテクノロジーが広く利用されるためだ。

医療費支払者は医療の複雑なプロセスに関与するため、ブロックチェーンが作業効率を加速することにより、財務面、保険プロバイダーのデータ、患者の臨床試験結果の改善に役立つ。したがって、ビジネスの運用面を改善するためにブロックチェーンがますます採用され、それによって業界自体の規模も拡大する見込みだ。

医療分野のブロックチェーンプレイヤーにはMicrosoft、IBM、などの大手が数多く進出する。これらの企業が今後、製品開発や提携、合併、買収といった戦略を実施することで、市場での立場をより強化していくことが予想される。

医療の関連記事

IBM、医療データプラットフォーム構築をブロックチェーンで推進

エムネスとエシカ、「医療の爆買い」需要狙う分散型の医療サービス開発へ

この記事の著者
久野太一
ライブドア、LINE、サイバーエージェントを経て福岡へ移住。福岡のベンチャー企業グッドラックスリーのブロックチェーン事業でICOのマーケティングとユーザーコミュニケーションを経験し現在フリー。
このエントリーをはてなブックマークに追加

メタップス、dappsゲームアセットのマーケットプレイス『miime(ミーム)』を発表

前の記事

クリプトキティの開発会社、ワーナーなどから約12億円調達し新たにブロックチェーン開発

次の記事

RELATED

関連記事