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音楽の仲介業者をディスラプトするプラットフォーム『eMusic』日本進出

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ブロックチェーンを用いた収益分配システムを提供する音楽プラットフォーム『eMusic(イーミュージック)』が日本に進出した。eMusicはこれまで不均衡だった音楽コンテンツのお金の流れを透明化して、アーティストや音楽関係者に公平に分配することを目指す。

アーティストをより豊かに

音楽コンテンツを実際に販売するまでには、レーベル、出版社、流通、小売といった仲介業者が多く、楽曲を生み出しているアーティストの手元には売り上げの10%程度しか残らないのが相場となってる。

 

既存の音楽業界の収益分配

eMusicは仲介業者によって中抜きされてきた収益をブロックチェーン技術によってアーティストの手元に残るようなソリューションを提供する。

eMusicの収益分配

デジタルのプラットフォームなので、流通と小売のコストは省けるため、ブロックチェーンが寄与するのはレーベルや出版社とアーティストとの間の契約になりそうだ。

スマートコントラクトに契約内容を記載しておけば、販売部数に応じて契約が自動で執行されるため、レーベルや出版社の工数が減少し、コストカットに直結する。

世界で実績のあるeMusic

eMusicは1998年に世界初のデジタルミュージックストアとして公開されてから、ユーザー登録数4,700万人、販売トラック数9億4500万本以上と、すでに実績のあるプラットフォームだ。

今後はアーティストの独占コンテンツの配信や、コミュニティでのファンとの交流など、次世代の音楽プラットフォームとしての役割が期待される。

トークンセール参加者募集中

eMusicはトークンセール実施を予定している。実施時期は不明だが、参加者を特設ページで募集中だ。

調達した金額の使用用途は以下の通りとなっている。

<調達した資金の用途>
コンテンツ獲得(入手):30〜35%
マーケティング&PR :30〜35%
開発   :20〜25%
コーポレート :10〜15%

<トークン割り当て>
プラットフォーム:35〜55%
パブリック :35〜45%(「eMusic」メンバーを含む)
アーティスト :10%
アドバイザー :5〜10%

この記事の著者
久野太一
ライブドア、LINE、サイバーエージェントを経て福岡へ移住。福岡のベンチャー企業グッドラックスリーのブロックチェーン事業でICOのマーケティングとユーザーコミュニケーションを経験し現在フリー。
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物流とブロックチェーンが切り開く可能性は。

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