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議論呼ぶCoinhive コインマイナーは善か悪か

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Moneroのコインマイナー『Coinhive』が話題になっている。Coinhiveはウェブサイトに簡単なJavascriptを埋め込むことで、サイト訪問者のマシンパワーを利用してMoneroをマイニングする。採掘されたMoneroはサイト運営者の収益となる。サイトの収益化という意味では新たな手段になりうるが、サイト訪問者は自覚なくマシンパワーを提供してしまうケースもあり、Coinhiveの利用は賛否両論を呼んでいる。

話題のきっかけはWEBデザイナーのモロさんの『仮想通貨マイニング(Coinhive)で家宅捜索を受けた話』というブログエントリーだ。

ブログの内容を整理すると以下のようになる。

  • モロさんは自身のウェブサイトの新たな収益化の検証としてCoinhiveのスクリプトを実装する
  • 警察からCoinhiveに関する家宅捜索を受けPCやスマホを押収される
  • 警察署で取り調べを受ける
  • 検察で取り調べを受け、裁判をせず罰金10万円の略式命令を促される
  • 罪状はCoinhiveによって事前の許可なく他人PCを動作させたことによる「ウイルス罪」だった

 

このブログを受けて、ネット上では様々なリアクションが巻き起こっている。

2ちゃんねる開設者の西村博之氏は新しい技術を理解しないまま潰してしまうと他国に遅れをとる一方だと警笛を鳴らす。

また、「事前の許可なく他人のPCを作動させる」ことが罪であれば、広告配信も罪になるのでは?と意義を唱える人もいる。

モロさんはCoinhiveがウイルスだと誤認されてしまう前例を作らないために、裁判を起こすという。新しい技術と、それを取り締まる警察と検察の動きに注目が集まる。

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この記事の著者
久野太一
ライブドア、LINE、サイバーエージェントを経て福岡へ移住。福岡のベンチャー企業グッドラックスリーのブロックチェーン事業でICOのマーケティングとユーザーコミュニケーションを経験し現在フリー。
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