テックビューロが開発するブロックチェーン製品『mijin』の大型アップデートである通称『カタパルト』がリリースされた。ニューヨークの開催されたカンファレンスConsensus2018で発表され、NEMの公式ブログが14日、詳細を伝えた。
ANNOUNCEMENT: Catapult is now on private network! More info: https://t.co/V9zmQZLC3x pic.twitter.com/F7yzlyIVhC
— NEM (@NEMofficial) May 14, 2018
リリースに合わせてオンデマンドの開発者ラボも開設しており、企業や個人が迅速にカタパルトを導入できるためのサポートを促進する。
今後のロードマップとして、2018年後半にはオープンソース化と商用ライセンス発行が予定されている。カタパルトがNEMに実装されるとしたらこれ以降のタイミングになりそうだ。
NEMはパブリックチェーンのプロジェクトで誰でも利用が可能というメリットがある一方で、エンタープライズ利用には参加者に制限を設けるプライベートチェーンが適しているという課題を抱えていた。しかしカタパルトが実装されることによって、パブリックとプライベート両方の機能を企業や個人が利用することができるようになる。
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