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次世代ブラウザBrave「広告を見ると報酬」システムをついに発表

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広告表示がデフォルトでオフに設定されている次世代ブラウザの『Brave(ブレイブ)』が以前より開発を進めていた「広告を見ると報酬としてトークンを稼げる」システムを発表した。まずはBraveの公式ホームページのデベロッパーチャンネルで開発者向けにテスト用のビルドを公開している。

同機能は数週間後には一般ユーザー向けにBraveのベータチャンネルで公開される予定だ。

広告収入の70%をユーザーに分配

Braveはデフォルトで広告の表示はオフになっているが、オプトインで広告を表示することができる。そして、広告が配信されたユーザーには広告収入の70%がユーザーに分配される仕組みだ。

これまで、広告収入はパブリッシャー、広告代理店、アドテク企業などが分配していたため、Braveの広告収益のスキームは大胆な仕組みとなる。報酬はBraveの独自トークンBAT(Basic Attention Tokens)で受け取る。

これからリリースされるブレイブ1.0のデスクトップブラウザ(MacOS、Windows、Linux)とAndroidで利用可能となる予定だ(iOSは追って対応予定)。

最適化した広告をローカルでマッチング

Braveは過度な個人情報取得をしないポリシーのブラウザなので、広告のターゲティングにユニークな技術を用いている。

既存のブラウザが抱える問題はユーザーに無断で個人情報を取得し、データをサーバーに蓄積していることだ。そのためBraveでは、ユーザーがブラウジングしている間に広告カタログをプッシュして、ページ内のキーワードを介して最適な広告を“ローカル”でマッチングして配信する。つまりユーザーの個人情報は企業のサーバーに蓄積されることなく、デバイス内で完結する。

個人情報を収集する既存のブラウザが競合となるため、Braveの今後の課題は広告配信のターゲティング精度となる。

Braveはターゲティング精度を高めるために、ユーザーのモデリングの改善とデータ分類エンジンの強化をし、システム機械学習を洗練させている。

プライバシー保護とハイパフォーマンスを両立

Braveの特徴は独自の広告配信であったり、トークンエコノミーを導入している点だが、これらの機能は過度な個人情報の取得からユーザーを守るため、つまりプライバシー保護の観点から生まれている。

プライバシー保護の副産物として、Braveはハイパフォーマンスなブラウザとしても注目を集めている。

既存のブラウザは個人情報取得するためにページ表示速度を犠牲にしている。対してBraveは個人情報を取得しないため、ページ表示速度がアップしている。

2018年11月の調査結果では、Braveのリーダーモード(読みやすさを重視した簡易的な表示モード)でのページの読み込み速度は20倍から27倍に、ネットワーク使用は84倍の削減に、メモリ削減は2.4倍に、それぞれパフォーマンスアップしている(いずれも既存ブラウザのリーダーモードと比較した数字)。

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この記事の著者
coin7編集部
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