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分散型アプリケーションdappsの課題と今後について

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dapps(Decentralized Applicationsとは分散型アプリケーションのことを指し、ざっくり言うとオペレーションが分散化していて、トークンが存在し、ユーザー主権で改善されていくアプリケーションのことです。ビットコインもdappsに当たります。

dappsを開発するためのプラットフォームとして、イーサリアムのネットワークが使われる場合が多いです。GooglePlayやAppStoreに取って代わる次世代のアプリケーションプラットフォームとなり得る可能性があります。

将来性あふれるdappsですが、今回はdappsが発展していくための課題について紹介していきたいと思います。

dappsの抱える課題とは

スケースラビリティの問題

現在、dappsの利用者はまだ多くありません。原因として、インフラが整備されていない点、アプリの質が低い点、さらに仮想通貨リテラシーが一般に行き届いていない点などが挙げられます。今後、一般に使われるようになれば発生するであろう問題の一つにスケースラビリティの問題があります。

これはユーザーが多くなるにつれて、ネットワークが処理できずに承認待ちの時間長くなってしまい、さらにそれに伴い手数料も高騰してしまうという問題です。イーサリアムやビットコインも2017年に値段の乱高下に伴って取引量が増加し、この問題が表面化しました。

手数料の問題

現在dappsを使うことによって、トランザクションが発生するたびに手数料が発生します。この手数料は基本的に取引量が多くなればそれに比例して高くなるといわれています。

dappsでも取引が発生するたびに手数料が発生します。アプリ内で何かを送ったり、作ったりする時、イーサリアムのネットワークを利用するわけですから、その際に手数料がかかるのです。

アプリ内でのアクションのたびに課金されるとなると、Google PlayやAppStoreのアプリでは請求されなかったタイプの課金モデルなので、ユーザーに抵抗感が生まれてしまうのは不可避でしょう。ですので、これからdappsはその手数料を限りなく低くする、もしくは無料にすることが求められてきます。

欠陥の問題

dappsではスマートコントラクトで動くため、そのコードの中にバグが見つかれば、そのアプリ自体が成り立たなくなってしまいます。取引はブロックチェーンに記録され改ざんできないという性質上、リリースしたシステムに不具合があったとしても、修正することが困難なのです。

そのため、開発者は入念な設計とテストが必要ですし、ユーザーは利用するアプリが信用できるものかどうか見極める必要があります。

今後のdappsの方向性

dappsに期待されるのは規格の統一化です。イーサリアムネットワークで定められた規格(ERC20など)で作られたアプリならば、アプリ内の資産を別のアプリでも利用することが可能です。

ゲーム間の垣根を超えるポテンシャルをもっています。パズドラのゲーム内通貨を、モンストでも利用できるようなイメージです。

そのような理由から多くの人たちがdappsを作る未来に期待しています。

現在動いている活用事例

DEX(分散型取引所)

管理する主体が存在しない、取引所です。手数料が他の取引所に比べて安いことや、セキュリティ面が高いという利点があります。しかし、現状まだまだ発展途上という印象をうけます。

steemit

現在、著作権とブロックチェーンを結び付けようという動きがさかんに行われており、このサービスもその中の一つです。

まとめ

次世代のアプリケーションになっていくだろうdapps。今回紹介した以外にも課題が見つかりそうです。現在、急速に発展しているdappsですが、一般の人たちに普及するにはまだまだ時間がかかりそうです。今後の開発によってこの距離を縮めることができれば、もっと面白い未来が見れそうですね。

ハッキング等で仮想通貨への信頼は揺らいでいますが、マウントゴックス事件を乗り越えて価格を回復したビットコインのように、時間とともに普及していくのではないかと思います。

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この記事の著者
RAVA
国際系大学に通いながら、空いている時間を使って仮想通貨投資へとチャレンジ。ボラティリティの高さを経験し、この業界の未来へ興味を持ち始め、現在ライターとして、幅広い知識をインプット、アウトプットできるように努めています。
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