日本にいると実感しにくいですが世界中では現在、現金を使わないキャッシュレス化が急速に進んでいます。
今日解説するCOTI は、法定通貨とデジタル経済を結ぶ架け橋のような存在として現在注目をあつめています。
目次
フィンテック時代を見据えた支払いシステム
COTIはモバイル端末で行う支払いのために開発されたプラットフォームです。
現在、世界各国で現金を使わない決済が主流になってきており、北欧のある国では現金で買い物をする層は全体のたった2%しかいないというデータもあります。
日本はICカードやスマホ支払いも広まってきましたが、まだまだ現金払いをする機会も多いです。
お隣の中国でも急速にキャッシュレス化が進んでおり、メッセージアプリが提供する支払いシステムが多くのシェアを獲得しているという事情もあります。
COTIは以下に記載するようなポイントで、グローバルに利用されることを目標にしています。
P2P取引
COTIプラットフォームでは、サーバーや第三者機関を介することなくユーザー同士が直接取引できます。
送金・着金の操作は即座に反映されるので、ネットショッピングでも実店舗での支払いでも活躍が期待されます。
販売者への支払い
COTIのコミュニティ内で商品の売買を行うとき、商品の金額をCOTIトークンで支払うことができます。
また購入者のプラットフォーム内での信頼スコアが高ければ、販売者から割引を受けることも可能です。
安心安全なウォレット
COTIウォレットは実質的な口座の役割を担います。
ウォレットと聞くと私たちは特定の銘柄の仮想通貨だけを保管できる物というイメージがあります。
しかしCOTIウォレットではアメリカドルやユーロなどの法定通貨と、ビットコインやイーサリアム、COTIトークンを一緒に保管することができます。
また、COTIは取引所機能も兼ね備えているので、自分のウォレットを利用して法定通貨と仮想通貨を両替できます。
取引所は便利ですが、預けっぱなしにしておくと不正アクセスなどの危険性もあるので、このように他の機関を利用しなくてもいいのは安全性が向上します。
COTI($COTI)の基本情報
コイン名:COTI
ティッカー:COTI
レート:1COTI=0.1USD
発行上限:2,000,000,000COTI
ベース:イーサリアム
タイプ:ERC-20
ICO開催国:ジブラルタル
どんな場で活躍が見込める?
支払い手段としての活躍が見込めるのはもちろんのこと、個人的には銀行口座を持たない人にニーズがあるのではないかと思います。
東南アジア・南米・アフリカでは、自分の銀行口座を持っていない人も多く存在します。
事情はそれぞれありますが自国の金融システムを信頼していなかったり、出稼ぎ労働者のためその国の口座が作れなかったり、口座の維持に高いコストがかかるなどの事情があるようです。
日本と同じく現金使用率の高かったインドでは、高額紙幣が廃止されパニックになったことも報じられていましたね。
しかしそういった人々もスマホは所持している率が高いので、仮想通貨だけでなく法定通貨も同じウォレットで管理できるのは実に画期的なシステムだと思います。
特にアフリカでは国外への送金に厳しいルールが敷かれている国も多く、外国人留学生などが不便な思いをしてきました。
COTIはそんな状況を改善するための起爆剤になり得るかもしれません。
トークンセールのスケジュール
プライベートセール
期間:2018年3月1日〜4月1日
レート:1COTI=0.079USD
ボーナス:
〜3,619.5COTI(27%)
4,596.765COTI(33%)
5,837.89155COTI(49%)
最小取引金額:50,000USD
プレセール
期間:2018年4月1日〜5月1日
レート:1COTI=0.083USD
最小取引金額:0.3ETH
トークンセール
期間:ブレセール修了後
レート:
・1COTI=0.087USD
・1COTI=0.091USD
・1COTI=0.096USD
・1COTI=1USD
※価格の変動については特に記載はなかったものの、トークンセールの日程によるものだと推測されます。
受け入れ通貨はプレセール・トークンセール共にイーサリアム(ETH)、ビットコイン(BTC)です。
COTI($COTI)ロードマップ
COTIは今後、2018年秋頃までにプラットフォームの完成を目標にしています。
年末までに正式なバージョンをローンチする予定なので、計画どおりに進めば年内に利用できるようになりそうですね。
その後も2019年、2020年にかけてシステムのアップデートを行い、利用地域に即した法整備も進める予定です。
COTIの将来性
仮想通貨が誕生してからしばらくは、取引所を利用するのが当たり前でした。
アトミックスワップや両替プラットフォームの登場で、仮想通貨は自身のウォレットに保管しておいて、必要な時だけ取引するという流れが徐々に定着しつつあります。
COTIはそれらのサービスの先駆けとして、大きな期待を集めています。