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Zilliqa($ZIL)がスケーラビリティ問題を解決する?

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2017年末からの高騰で認知度が一気に高まった仮想通貨ですが、実はビットコインをはじめとする多くの仮想通貨は機能的に問題を抱えています。それが仮想通貨のスケーラビリティ問題。ほとんどの通貨がこのスケーラビリティ問題に答えを持たないまま、2018年末となった今でも運用され続けています。

一方で、この課題に解決策を持つことで、注目を集める通貨も最近になって増えてきました。今回紹介するのもそんな通貨。この記事では、スケーラビリティ問題を解決すると期待される仮想通貨、Zilliqa(ジリカ/ZIL)の特徴や将来性について解説します。

Zilliqa(ジリカ/ZIL)の基本情報

プロジェクト名:Zilliqa(ジリカ)
ティッカー:ZIL
発行年:2017年
総発行枚数:約126億枚
時価総額:約210億円
現在の発行量:約93億枚

※時価総額と現在の発行量は、2018年12月30日時点の情報。

Zilliqaは2017年12月にICOが行われた比較的新しい通貨です。プロジェクト自体はシンガポールでうまれたものですが、日本の企業も協力していることもあり国際的な注目を集めています。

Zilliqa公式サイト

Zilliqa(ジリカ/ZIL)の特徴

スケーラビリティ問題

スケーラビリティ問題とは?

Zilliqaがいかにスケーラビリティ問題を解決するのか説明する前に、仮想通貨が抱えるスケーラビリティ問題について説明します。

 

仮想通貨の根幹技術であるブロックチェーンでは、それぞれの取引情報を一定量でまとめ、それをブロックにしてやりとりしています。このブロックに入る情報の量は「10分間=1ブロック」というように時間によって管理されているので、極端に取引が集中してしまった場合、ブロックから情報があふれてしまうことも。
ブロックからあふれた情報は次のブロックへと回されますが、万が一、次のブロックもおなじような状況だと、どんどん処理が追いつかなくなり渋滞が発生してしまいます。この渋滞によって取引の情報がいつまでも処理されない現象を、仮想通貨の世界ではスケーラビリティ問題と呼んでいるのです。

 

ブロックチェーンの仕組みでは、手数料を多く払うことで自身の取引をスピーディーに処理させることができますが、ブロックからの情報あふれによって渋滞が起こってしまうと、払わなければいけない手数料にインフレが起きてしまいます。実際に2017年末ごろのビットコインの取引では、スケーラビリティ問題による送金づまりが多発しました。ひとつの経済システムとして広まりを見せる仮想通貨ですが、一方で、広まれば広まるほどスケーラビリティ問題が不安というおおきな課題を持っているのです。

Zilliqaはなぜスケーラビリティ問題を解決できる?

Zelliqaがなぜスケーラビリティ問題の解決に使えると期待されているのか、それはシャーディングという独自の技術を採用しているからです。

シャーディングとは、ひとつのブロックチェーンをいくつかのグループに分けて、複数のトランザクションを並行して行う技術のこと。この技術によって、一度に何件もの取引を処理できるため、先述の送金づまりが起きにくくなります。

 

さらにこのシャーディングという技術を安定して実行するために、Zilliqaはデータフロープログラミングスマートコントラクトという技術の開発を進めています。

データフロープログラミングは、複数の取引の計算をスムーズに行うためのプログラム。オリジナルのプログラミング言語を使うことで取引の速度を上げつつセキュリティも確保できるとホワイトペーパーに記載されています。

 

また、Zilliqaは、マイニングの方法も従来より効率がよく収益性が高いので、より多くのマイナーに協力してもらえる仕組みとなっています。

これらすべてを踏まえ、Zilliqaは仮想通貨のスケーラビリティ問題を解決できる数少ない選択肢として注目を集めているのです。

Zilliqa(ジリカ/ZIL)の将来性

Zilliqaチャート

これは2018年2月ごろからのZilliqaのチャート。2018年2月といえば、市場全体で価格が収束しはじめていたころです。そのころ、Zilliqaは5円前後で推移していましたが、4月ごろになって価格を上向かせると、大幅に高騰。5月には過去最高値となる21円に到達しました。
しかしその後は少しずつ元の価格へと落ち着き、11月を境にさらに下落。12月30日現在、2円ほどで取引されています。

ポテンシャルを考えると、まだまだ高騰の可能性を残しているZilliqa。スケーラビリティ問題は、取引量が多いときほど重大になりやすいので、市場が拡大していくほどZilliqaの相対的価値は高まっていくのかもしれません。今が底とみるなら買っておいても良さそうです。

Zilliqa(ジリカ/ZIL)の取り扱いがある取引所

Zelliqaは2018年12月30日現在のところ、国内の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。購入する場合には、国内の取引所で基軸となる通貨(Bitcoinなど)を購入、それを取り扱いのある海外の取引所に送金し、購入することになります。

以下に取り扱いのあるおすすめの取引所を記載します。

バイナンス

言わずと知れた超大手取引所のひとつ。最近、本拠地をシンガポールからマルタへ移し、より本格的に世界進出をしています。

ZelliqaはICO終了後すぐに、バイナンス新規上場銘柄の候補に名を連ねました。その後見事に投票数第3位で上場が決定すると、一気に価格と知名度を上げていきました。世界でも有数の取引量を誇るバイナンスに上場したということで、Zilliqaは一躍有名アルトコインの仲間入りをはたしたのです。

バイナンスにはZilliqaのほかにもたくさんのアルトコインが上場しています。さまざまなサービスが充実しているため、初めて海外の取引所を利用する人にもおすすめです。

 

まとめ

この記事ではZilliqaの特徴や将来性について解説しました。

Zilliqaの機能は開発途中のものもありますが、近い将来、その多くが実装を果たす予定です。その中でも特にデータフロープログラミングを導入したスマートコントラクトは、イーサリアムも導入を検討していると噂されるほど。

今までのアルトコインよりも決済スピードが速く、高いセキュリティを実現するZilliqa。これからの成長が楽しみですね。

この記事の著者
タライモ
仮想通貨関係のニュース翻訳や記事作成をしています。
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