近年進んでいるグローバル化により海外旅行に行く人は増え続けています。着実に成長している旅行業界とブロックチェーン技術を結び付けることに着目した仮想通貨こそがTRF(TravelFlex)です。
仮想通貨TRF(TravelFlex)の特徴
TRF(TravelFlex)の基本情報
コインの名称/TravelFlex(トラベルフレックス)
ティッカー/TRF
時価総額/฿568
総発行量/106,816,167 TRF
現在の発行量/78,396,223 TRF
DAGアルゴリズムを実装予定(2018年後半)
DAGとはDirected acyclic graphの略で、日本語で「有向非巡回グラフ」と訳されます。従来のブロックチェーンではマイナーと呼ばれる仮想通貨の取引や送金の正当性を承認する役目を担ってくれる人に手数料として報酬を支払わなければなりません。しかしDAGはマイナーを必要としないため安い手数料を実現することができます。また、単位時間内に処理できる取引数が非常に多く、スケーラビリティ問題が存在しません。
処理速度の速さ
tps(Transaction Per Second)は1秒間にいくつのトランザクションを処理するかを表す単位です。
- BTC(Bitcoin) : 7tps
- ETH(Ethereum) : 20tps
- TRF(TravelFlex) : 1,200~1,400tps
- VISA : 1,700tps
BTCやETHより圧倒的に速く、VISAに匹敵する速さです。
クレジットカード、小切手に対応
TRF(TravelFlex)のカードを利用することによって為替にかかる費用を抑えることができます。主要なハブに設置される予定のTravelFlex ATMでは、トラベラーズチェック(小切手)を発行することが可能です。小切手はピンコードで身元を確認した場合にのみ交換することができるので安全です。
さらに、エスクロー(取引の安全を担保する第三者預託)としても機能することができます。ホテルなどを予約したときに、到着日までコインを凍結します。そうすることによって到着してそのサービスを利用したいと思ったときのみ支払うことができます。もし、何らかの理由でサービスを利用できない場合にはTRF(TravelFlex)は返ってきます。
スマホでマイニングが可能
チャート解説TravelFlexの価格はどうなるか、上場は?
TRF(TravelFlex)のICO価格は0.28ドルでしたが現在(2018年3月15日)は約0.077ドルとICO価格を割っています。
当初はまずcoinbeneに上場する予定だったのですが遅れており、現在取り扱いしている取引所はBTC-Alpha、Stocks.Exchangeです。どちらもマイナーな取引所で取引量が少ないです。
現在は価格が低迷していますが前述したようにTRF(TravelFlex)はDAGを実装予定です。DAGを実装している通貨にはIOTA(IOT)、GBYTE(Byteball Bytes)、ADK(Aidos Kuneen)、NANO(RaiBlocks)などがありますがどの銘柄も価格がかなり上昇したことで有名です。
したがって、DAGを実装することができれば価格が上昇することも予想されます。
TRF(TravelFlex)を購入できる取引所
BTC-Alpha
BTC-Alphaは2016年にイギリスで設立された取引所です。古株ですがボリュームは少なくマイナーな取引所です。
取引量は少ないですが新規仮想通貨が続々と上場しています。3月6日にはXEM(NEM)が上場しました。
また、操作性も非常によく簡単に使いこなせます。
取引手数料は取引量(Trade volume)や指値注文(Maker)、成行注文(Taker)によって変わります。詳しくはこちらをご覧ください。
Stocks.Exchange
Stocks.Exchangeはウクライナの取引所です。こちらの取引所も非常にマイナーな取引所です。
こちらは取引手数料は0.2%です。どちらもマイナーな取引所なのでウォレットで管理することをおすすめします。
まとめ
現時点では、取り扱いしている取引所が少ないため流動性が低く価格は低迷しています。DAGアルゴリズムの実装は簡単なことではありません。実装予定ではありますが最悪の場合実装できずに終わる可能性もあります。
しかし、将来価格が上昇する可能性は充分にあります。今後も複数の取引所に上場するために運営も頑張っています。Kucoin上場の準備も着実に進んでいる様子です。また、提携先の発表も控えているので価格が低迷している今は非常に買い時かもしれません。