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右肩上がり!仮想通貨の代表格Bitcoin(ビットコイン/BTC)を改めておさらい!

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ここ数日間右肩上がりで価格をあげてきているビットコイン。

この記事では、仮想通貨の代名詞として使用されることも多いビットコインの特徴や価格推移、将来性、取扱取引所について改めて掘り下げて解説します。

Bitcoin(ビットコイン/BTC)の基本情報

コインの名称/Bitcoin
ティッカー/BTC
総発行量/2,100万枚
時価総額/11兆3,000億円
現在の発行量/1,770万枚

※時価総額と現在の発行量については、2019年5月5日時点での情報。

Bitcoin公式サイト

Bitcoin(ビットコイン/BTC)の特徴

世界ではじめての仮想通貨、ビットコイン

ビットコインは2009年にリリースされた、世界ではじめての仮想通貨です。謎の研究者「サトシ・ナカモト」の論文(ホワイトペーパー)をもとにつくられました。この論文には「A Peer-to-Peer Electronic Cash System」としてビットコインの仕組みが紹介されています。P2P、ブロックチェーン、マイニングなどの先進技術を活用し、中央管理者不在でも信頼性を担保できるこの仕組みは、当時とても画期的なものでした。有名無名を合わせ、2,000種類を超えるとも言われる仮想通貨のほとんどは、このビットコインの仕組みをもとにつくられています。ビットコインが持つ特徴の詳細については後述します。

価格、時価総額ともに1位のマーケットリーダー

誕生から10年を経た2019年現在でも、仮想通貨市場においてビットコインが持つ影響力は変わっていません。一般公開されている通貨のなかで、価格、時価総額ともに不動の1位。もちろん2位以下を大きく引き離してのものです。2位以下が時流などにより変動している点を見ても、ビットコインの持つ市場への影響力の大きさを感じることができるでしょう。

仮想通貨の根幹技術ブロックチェーンについては、こちらの記事をどうぞ。

ブロックチェーンとは?仕組みや活用事例などを分かりやすく解説!

仮想通貨の基本的な仕組みはビットコインを参考にしている

先に述べたように、世にあるほとんどの仮想通貨は、ビットコインの仕組みをもとに開発されています。ここからはビットコインが持つ特徴について、ひとつずつ掘り下げて解説します。

まず仮想通貨の基本の仕組みについておさらいしておきましょう。
仮想通貨の根幹技術であるブロックチェーンは、分散型台帳技術と呼ばれています。これは、だれもが閲覧できる場所に取引記録や個人アドレス(口座番号のようなもの)などを保管し、全員で監視し合うことで、中央管理者なしに運用しようというもの。みなで監視していれば不正は起きないという前提の上に成り立っている仕組みです。

もちろん不確実な希望的観測を根拠に成り立つ仕組みではありません。ブロックチェーン上における取引記録は、大量に複製され複数の場所に保管されています。悪意のあるユーザーが情報を改ざんしようとするとき、彼らはすべての保管場所を特定することができません。つまり、保管された多くの取引記録のうちの一部しか改ざんできないのです。
ブロックチェーンでは、情報に改ざんの可能性がある場合、保管された情報同士を照合します。当然、ハッカーによって改ざんされた情報は、複数のうちの一部。どちらの情報が正しいのかは一目瞭然です。多くの未改ざん記録との比較によって改ざん情報をダウトだと区別できる仕組みがブロックチェーン。仮想通貨の基本の仕組みとなっています。

しかし、この仕組みを安定的に運用するためには、定期的に台帳の整理が必要です。仮想通貨ではこの台帳整理の作業を「マイニング」と呼び、有志(マイナー)の協力によってまかなってきました。
ほとんどの場合、協力してくれた有志には報酬としてその仮想通貨が支払われます。台帳整理に協力するだけで報酬として仮想通貨を受け取れるマイナーの役割は、多くのコイナーが担いたい魅力的な役割なのです。

一方で、このマイナー、だれでも任命されるわけではありません。仮想通貨ごとにマイナー選出の仕組みが決まっており、そのルールに基づいてマイナーの選出がおこなわれます。「コンセンサスアルゴリズム」と呼ばれるこのルール。さまざまな種類がありますが、すべてが一長一短で完璧なものは存在しません。それぞれの通貨が、それぞれの考えに基づき、さまざまなコンセンサスアルゴリズムを採用しています。そのため、どのコンセンサスアルゴリズムを採用しているのかが、各々の仮想通貨の特徴ともなっているのです。

ビットコインのコンセンサスアルゴリズム、Proof of Workとは

ビットコインには、Proof of Work(PoW)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムが採用されています。ここまでに書いたように、はじめて生まれた仮想通貨がビットコインですから、PoWはもっとも古いコンセンサスアルゴリズムだと考えることができるでしょう。いったいどのような特徴を持つものなのでしょうか。

PoWは、台帳整理にあたり、マイナー同士が計算力(仕事量)の競争をし、もっとも能力の高かったマイナーにマイニングの権利を与える仕組みです。仕事量以外の指標がないため、だれでもマイニングに参加可能なメリットがある反面、仕事量で競争するためマイニングにともなう電力消費が多い点、能力競争であるため専門機材を持っているマイナーに有利にはたらきやすく、平等に権利が与えられにくい点がデメリットに挙げられています。

ビットコイン以外の仮想通貨では、イーサリアムなどもPoWを採用していますが、アップデートによりProof of Stake(PoS、コインの保有量に基づいてマイナーを決定するアルゴリズム)に移行することが発表されており、PoWは過去のマイニングアルゴリズムとなりつつあります。今後ビットコインもほかのマイニングアルゴリズムに転換していくかもしれません。

ビットコインの半減期について

ビットコインの総発行量はあらかじめ2,100万枚と決められています。2019年5月5日現在の発行量は1,770万枚。マイニングのたびに新たなビットコインが新規発行される仕組みですが、その枚数は時を経るごとに減っていきます。210,000ブロック(ブロックとは、取引記録を集めたパケットのようなもので、容量は1MB。ビットコインでは10分ごとに1ブロックを生成し、マイニング作業をおこなう)が生成されるたびに、報酬に割り当てられる枚数は半減。このことを「半減期」と呼んでいます。

2009年のリリース当初、マイニングで払い出される報酬は50BTCでしたが、10年の時を経て、ビットコインは2度の半減期を迎えました。つまり、2019年5月現在のマイニング報酬は12.5BTCです。6,930,000番目のブロックが生成されたとき、ビットコインは33回目の半減期を迎えます。このタイミングでマイニング報酬は1億分の1BTCを下回り、新規発行されなくなる予定です。

報酬が半分に?マイニングするなら知っておきたい半減期とは

スケーラビリティ問題とLightning Network

前項では、ビットコインが10分に一度だけブロックを生成し、マイニング作業をおこなう仕組みであることを書きました。ここにもビットコインの特徴、ひいてはデメリットにもなり得る部分が含まれています。

「10分に一度」と時間で区切られている上、サイズが1MBと固定されているビットコインのブロック。もしこの10分間に膨大な取引がおこなわれ、処理しなければならない情報量が1MBを超えたら、いったいどうなると思いますか?

2017年末、仮想通貨市場はバブルとも言える拡大期を迎えました。当然、取引量は増加。10分間に1MBを超える取引がおこなわれます。結果、1MBを超える取引情報はブロックからあふれ、処理に渋滞が発生しました。本来、高速に送金可能であることがメリットのひとつだった仮想通貨ですが、このときは大幅な送金遅延が発生。それにともなって取引所やウォレットサービスにおける送金手数料が高騰しました。このようなブロックサイズに起因する送金遅延、手数料高騰の問題を、スケーラビリティ問題と呼んでいます。

スケーラビリティ問題は、高速送金と低手数料という仮想通貨のメリットを打ち消してしまいます。問題が起こった2017年当時も市場全体で大きく騒がれました。2017年から2018年にかけて多発したビットコインのハードフォークもこの問題に起因しています。

ビットコイン(Bitcoin)のスケーラビリティ問題とは

しかし、ビットコインもこの問題に対し、指をくわえて見ていたわけではありません。処理能力を向上するため、新しい技術の開発に力を入れました。

それがビットコインのLightning Networkです。この技術では、ブロックチェーンとは別のレイヤーで細かな取引をオフチェーン処理しています。従来ならば、都度ブロックチェーンに刻まなければならなかったビットコインのトランザクションですが、この技術によって同一チャネルにおける取引をまとめてひとつのトランザクションにすることが可能になりました。

2018年にメインネットに実装されたLightning Networkの技術。2019年になり、ユーザーレベルまで開発が進んでいます。最近では、Lightning Networkを活用したウォレットや、ブロックチェーンサービスも登場。今後さらに耳にする機会の増える技術となっていくことが予想されています。

Bitcoin(ビットコイン/BTC)の価格推移

これは直近のBTCのチャートです。2009年のリリース以後、少しずつ価格をあげていたビットコイン。2016年の年末に10万円の大台を突破すると、2017年5月ごろからは大幅な成長を見せ、9月ごろには50万円の高値を指しました。ご存知のとおり、年末にはさらに高騰。一時は200万円を突破します。
その後はスケーラビリティ問題などを理由に、徐々に市場規模が縮小。ほぼ右肩下がりの線を描く形で2018年末に40万円を割り込みました。
しばらく横ばいが続いていましたが、2019年3月になり、徐々に復活の兆しを見せつつあります。4月初めには50万円を回復。その後も回復傾向は続き、2019年5月現在、60万円強で推移しています。

Bitcoin(ビットコイン/BTC)の将来性

ここまでに説明してきたとおり、ビットコインが仮想通貨市場のマーケットリーダーである面は否定しようがありません。これまでの状況を見る限り、仮想通貨市場の拡大=ビットコインの価格上昇と言っても過言ではないでしょう。
2017年末の高騰から収束傾向が続いた仮想通貨市場ですが、2019年に入り、少しずつかつての勢いを取り戻してきました。それにともなって、ビットコインの価格も上昇に向かう可能性は大いにあるでしょう。

一方で、価格が上昇し、取引量が増加したとき、再度スケーラビリティ問題が表面化する懸念はあります。2017年末からこれまでにビットコインが取り組んできたスケーラビリティ問題への対策が試されていくでしょう。Lightning Networkの真価が問われていくはずです。

また、スケーラビリティ問題については、興味深いデータもあがってきています。それは、2019年現在のビットコインのトランザクションが、2017年末に匹敵する数だというもの。同等のトランザクション処理に追われながら、スケーラビリティ問題が話題に上がらない点は、ビットコインがおこなってきた対策の成果だと見る向きもあります。この点にもビットコインの技術的な将来性を垣間見ることができるのではないでしょうか。

Bitcoin(ビットコイン/BTC)の取り扱い取引所

仮想通貨と言えばビットコインと言えるほどの知名度を誇るビットコインですから、国内の取引所のほぼすべてで取り扱いがあります。取引したいほかの通貨との兼ね合いや、手数料、システムなどを鑑み、自分に合った取引所を選ぶのが良いでしょう。

また、マイナーコインを広く取引したい場合には、海外の取引所も視野に入ってきます。その場合、直接日本円では取引できない取引所がほとんどなので、米ドルやその他の仮想通貨などを日本円で購入し、海外取引所に送金しましょう。この手順を踏めば、海外の取引所におけるビットコインの購入も可能です。

この記事の著者
結木千尋
ユウキチヒロ。名古屋在住のフリーライター・インタビュアー。 3度の飯よりサブカルチャー(音楽・映画など)が好き。 ここに書ききれないほどの趣味とこだわりがあります。 詳しくはこちらから↓
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