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2019年最新版イーサリアム($ETH/Ethereum)の特徴や将来性

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ビットコインに次ぐ知名度を誇る仮想通貨、イーサリアム。一時はリップルに時価総額ランキング2位の地位を譲ったものの、2019年4月現在では再び2位に返り咲いており、主要仮想通貨の一角を担い続けています。
ここまでイーサリアムが認められている理由は、いったいどこにあるのでしょうか?この記事では、イーサリアムの特徴やメリット、取り扱い取引所の情報を通じ、イーサリアム人気の秘密を紐解きます。

Ethereum(イーサリアム/ETH)の基本情報

コインの名称/Ethereum(イーサリアム)
ティッカー/ETH
総発行量/上限なし
時価総額/1兆8,500億円
現在の発行量/1億600万枚

※時価総額と現在の発行量は、2019年4月29日時点の情報。

Ethereum公式サイト

Ethereum(イーサリアム/ETH)の特徴とは?

ビットコインに次ぐ第2位の仮想通貨として、イーサリアムが人気を博す理由には、ビットコインにはない様々な特徴を持っている点が挙げられます。

  • 拡張性のあるアプリケーションプラットフォーム
  • スマートコントラクトを実装
  • 時価総額ランキングで第2位を長く維持している
  • こまめにアップデートをおこなっている

以下の項でそれぞれについて詳しく解説します。

拡張性のあるアプリケーションプラットフォーム

まず踏まえておきたいイーサリアムの特徴が、「拡張性のあるアプリケーションプラットフォーム」であるという点。イーサリアムブロックチェーン上では、そのブロックチェーンを活用して、様々なアプリケーションを動かすことができます。
2019年現在、独立したひとつの仮想通貨として動いているEOSやTRONも、もとはイーサリアムブロックチェーン上で動くアプリケーションでした。

また、アプリケーションプラットフォームである特徴や、後述のスマートコントラクトを実装している点によって、イーサリアムブロックチェーンは多くのDAppsの運用プラットフォームにも選ばれています。

スマートコントラクトを実装

スマートコントラクト

イーサリアム最大の特徴にして最大のメリットは、スマートコントラクトの存在に他なりません。それは、スマートコントラクトによってビットコインと差別化できていると言っても過言ではないほど。スマートコントラクトにはいったいどんなメリットがあるのでしょうか。

スマートコントラクトは中央管理者を介さずに取引が出来るメリットがある

通常、仮想通貨の取引をおこなう際には、取引所をはじめとした中央管理者を介さなければ実行できません。しかし、このプロセスには手数料が発生するなど様々なデメリットがあります。
これを解決するのが、スマートコントラクトの存在。イーサリアムでは中央管理者を介さず、ユーザー同士で取引をおこなうことができます。

契約の自動実行とともに契約内容もブロックチェーン上に保存される

スマートコントラクトでは、すべての取引記録とともに契約内容も保存されます。従来の仮想通貨であれば、契約内容については保存されないため、決済手段としてしか利用できません。しかし、スマートコントラクト実装の仮想通貨であれば、決済に付随するイベントもともに履行することが可能なのです。

自動販売機を例にみていきましょう。
わたしたちが日頃利用する自動販売機では、お金を入れ、欲しい飲み物のボタンを押すと、その飲み物が取り出し口から出てきます。従来の仮想通貨の機能では仮想通貨を決済としてしか扱えないため、自動販売機のように「ボタンを押す」「飲み物を取り出し口へと運ぶ」といった一連のイベントを履行することができません。その点で言えばスマートコントラクト未実装の仮想通貨は、手動で飲み物を売り場からピックアップし、レジで決済作業をしてもらうスーパーやコンビニエンスストアでの買い物のようなものです。
一方で、スマートコントラクトを実装しているイーサリアムでは、「ボタンを押す」「飲み物を取り出し口へと運ぶ」という一連のイベントまで履行することが可能。仮想通貨を用いて、自動販売機のような購買体験ができます。

この機能があることにより、イーサリアムはDAppsなどの運用プラットフォームとしても活用されています。
DAppsについては以下の記事をご覧ください。

分散型アプリケーションdapps(Decentralized Apps)とは?

分散型アプリケーションdappsの課題と今後について

時価総額ランキングで第2位を長く維持している

時価総額ランキング

仮想通貨元年と言われた2017年以降、把握しきれないほどの仮想通貨が世の中に登場しました。そのなかで時価総額ランキング第2位を長く維持していることには、多くのユーザーが信頼を見て取ることができます。

また、イーサリアムがビットコインに次ぐ順位を獲得しているということは、イーサリアムがアルトコインのトップに君臨しているということでもあります。一時はリップルに第2位の座を明け渡したものの、その後すぐに第2位へ戻ったことには、イーサリアムへの揺るがない信頼がうかがえるでしょう。

こまめにアップデートをおこなっている

イーサリアムはこれまでに4度のバージョンアップがおこなわれています。

  • 2015年5月のOlympic(オリンピック)
  • 2015年7月のFrontier(フロンティア)
  • 2016年のHomestead(ホームステッド)
  • 2017年のMetropolis(メトロポリス)

技術力に合わせて適宜アップデートをおこなっていく点はビットコインには見られない特徴です。バージョンアップのたびに安全性や機能性を向上してきました。

また、2019年には5度目のバージョンアップとなるSerenity(セレニティ)も予定。このアップデートでは、以前から期待されてきたシャーディングやライデンネットワークの実装、サイドチェーンの搭載などを予定しており、巷では『イーサリアム2.0』となるアップデートとも言われています。

スケーラビリティ問題が表面化した2017年時点では、ビットコインとおなじようにスケーラビリティ問題を抱えていたイーサリアム。2年が経ち、イーサリアムのスケーラビリティ問題は解決に向かいつつあります。2019年現在は低迷が続く仮想通貨市場ですが、再度高騰することがあれば、こまめにアップデートしてきたイーサリアムとビットコインの間には、小さくない差が生まれているでしょう。この点にイーサリアムが評価される理由を見ることができます。

Ethereum(イーサリアム/ETH)の将来性

これは直近のイーサリアムのチャート。2017年末の高騰以降、右肩下がりで価格を下げているイーサリアムですが、2019年4月になり、少しずつ値を上げつつあります。ようやく先行きが明るくなってきたと捉えられるのではないでしょうか。

一方で、もともとイーサリアムブロックチェーン上で動いていたEOSが、2018年6月にメインネットへと移行し、アプリケーションプラットフォームとして運用され始めました。これまではイーサリアムブロックチェーンの独占に近い状態だったDApps市場で、EOSブロックチェーンとの競争の構図が生まれつつあります。2018年6月以前と比較すると、DApps市場の盛り上がりの恩恵をイーサリアムだけが受けられる状況ではなくなりました。この点は向かい風とも言えるでしょう。イーサリアムとEOSのどちらがDApps市場の覇権を握っていくのか、それは前述のアップデート次第とも言えそうです。

Ethereum(イーサリアム/ETH)を取り扱っている取引所

イーサリアムがビットコインに次ぐ時価総額を誇る仮想通貨であることもあり、国内でも多くの取引所がイーサリアムを取り扱っています。bitFlyerDMM BitcoinGMOコインZaifCoincheckなど、主要な取引所のほとんどで扱っているので、使いやすい取引所を選べるのもイーサリアムの魅力です。もちろん海外でも多くの取引所でイーサリアムの取引がおこなえます。

この記事の著者
ナナシ
ナナシです。 仮想通貨の記事を執筆しています。 どうぞよろしくお願いします。
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